スポンサー リンク

コンサルタントという仕事は、女性はに向いている

唐突ですが、私はコンサルタントという職業・職場は、とても女性に向いていると思います。
特に総合系・IT系コンサルティングファームは、文化・制度に女性にとって働きやすく、忙しいという事を除けば、勧めできる環境です。

以下に当てはまる方は、特にお勧めです。

  • 忙しくても良いから、キャリアアップしたい方
  • 専門性やスキルを身に着けたい方
  • 男女平等で働きたい方
  • 若いうちの苦労は買ってでもしたいという方(古い言い方ですみません)
  • 自分が何処までできるか試したい方/とにかく仕事に熱中したい
  • 仕事にやりがいを求める方
  • 子供を産んでも仕事を続けたい方

もともと総研を除く多くの総合系・IT系のコンサルティングファームは外資の流れを受けています。
アメリカなどは、性別で雇用や条件等を差別することを、禁止されており、それが当然であり、また違反すると厳しい罰則があるのだと思います。こうした、背景のもと企業文化として男女平等が根付いています。

日本の総合系のコンサルティングファームは、外資系の会計(監査法人)ファームを起源にしていることが多く、欧米の男女平等の文化が根付いています。
また、IT系コンサルティングファームについても、総合系から転職するパートナーやコンサルタントが多く、外資系のような男女平等の文化が息づいていると思います。

ただし、このページでは、文化とか雰囲気という、ふんわりとした空気のようなものではなく、具体的にどういう点が(一般の企業に比べて)コンサルタント職が女性に向いているのか、私が感じた理由を5つ書きます。

社内は男女平等

男女雇用機会均等法が1986年に施行されています。 私は、当時はまだ学生で、就職やビジネスの現場は全く知らないのですが、法律で定めて改善しなければならない程と考えれば、その時代の格差の大きさは容易に想像できます。
また、30年経った今でも、総合職と事務職、グローバル社員エリア社員など、名称はいろいろあると思いますが、これらのコース制の運用実態(問題は運用実態であり、制度の思想自体ではありません)や、課長を含む管理職の女性比率等、一部をみても、日本は、まだまだ、改善の余地が大きいと思います。

世間は、こんな状態ですが、コンサルティング業界では私の見聞する限り、プロジェクトへのアサインメントや社内のプロモーション(昇格)等で、男女を理由に差をつけたようなことは一切ありませんでした。

その理由は次のようになります。
これからプロジェクトを開始・プロジェクトチームを編成しようとするマネージャにとっては、メンバ選定がプロジェクトの成功の要否を握っているといっても過言ではありません。
(コンサルタントの年収に書きましたが)プロジェクトの成否の結果(収支・予算の達成)によって、プロジェクトをマネジメントするマネージャ自身の賞与(数百万の差)やプロモーションにも、大きく影響します。
このため、マネージャにとってプロジェクトメンバに必要なのは能力であり、ランクに見合ったバリューです。
男女の差ではありません(ただし、最大限の能力を出すため、組み合わせや相性は気にします)。

プロモーション時なども同様です。
プロモーションとは、シニアコンサル→マネージャ等へのクラスアップ(昇格))ですが、プロモーションにより、当人のクライアントに対するチャージレートが上がるため、プロモーションを吟味する側のマネージャにとっては、本当にその単価で売れるのか、メンバとして自分が管理するプロジェクトに編成された場合、上がったランクでプロジェクトに貢献できるのか(バリューをだせるか)、といった目で見て判断することになります。
このため、そこに男女という物差しは入り込む余地がありません。

このような制度・考え方が根底にあるため、実際のプロジェクトワークについても、作業割り当てや作業量、残業時間、その他のいろいろな事項で、男女を分けて考える要素はなくなり、業務上も男女平等が確保されやすくなります。

 

クライアント受けが良い

実際のコンサルティングワークでは、コンサルタントは、クライアントを支援する立場が多いため、クライアントのプロジェクトメンバと共に課題解決にあたります。

クライアント側としては、高いお金を使ってコンサルタントを使うことになります。少しでもコンサルタントを効果的に使うため、経験豊かな部門のエースや、年長者のまとめ役(ともに男性の確率が高い)等を選抜することが多くあります。
結果として、年上のクライアント、年下のコンサルタントファームという構図で現場のプロジェクトチームが組成されることが多々あります。

クライアントのプロジェクトメンバも人の子ですので、一緒に業務を進めていれば、コンサルタントのプロジェクトメンバへの好き、嫌い(得意・不得意)が、意識をしなくても自然と生まれてきます。

好きというと極端かもしれませんが、話をしやすい等、仕事の些細なことにも出てきます。話易いというのは、コミュニケーションの基礎になるもので、仕事をするうえでとても重要なことだと思います。
女性は、性格的なのかもしれませんが、細やかな心遣い、気配りができる方が男性に比べて多く、結果、話易いとクライアントから評価されることが多いような気がします。

例えば、話易いため、打ち合わせ終わりに雑談をしていて、プロジェクトとは全く別のことで課題を抱えていることが分かり、その話を広げて別の案件につなげる糸口になったりもします。
こちらの無理難題とお願いをしても、たまには聞いてくれたりもします。
クライアントが忙しい時にも、きちんとこちらの声に耳を傾けてくれ易くなったりします。

もちろんクライアントメンバーも自社の課題解決という大変なミッションのもとプロジェクトに参加していますので、例え嫌い(合わない)と思ったコンサルタントにも、きちんと接してくれる方ばかりですが、意識していない部分で、対応に差が出てしまうのは普通のことではないでしょうか。

また、先ほどのプロジェクトメンバの構成に戻りますが、年上のクライアントメンバー(男が多い)に対して、年下のコンサルタントの構図では、やはり好かれるとすれば女性の方がです。
特にメンバ間では女性の細やかな心遣い等の方が、クライアントも受け入れやすいですし、話易いのは自然なことなのだろうと思います(マネジメント層になると男も女も関係ないと思って良いです)。

このようにアドバンテージを得られる確率が上がりますので、もしもアドバンテージを得られたならば、クライアントの懐に飛び込み、ガシガシ仕事を進めれば良いと思います。

このようなことを書くと不満に思われるかたや、幸運にもクライアントに好かれアドバンテージを得られたにも関わらず、「私は、実力だけで勝負したい」と言う実力のある方がいますが、好かれることも立派なスキルと割り切って(事実とても素晴らしいコミュニケーションスキルです)、したたかに、狡猾なくらいにプロジェクトの成功と自身の出世(成功)考えることが良いと思いますし、そういう思想ができるほうが、コンサルタントに向いていると思います。

ただし、好かれるや話やすいなどは、話を聞いてもらえるとっかかり(土俵に上がる)に過ぎず、本音を聞き出せるか、協力を取り付けるか、等の結果を得るには、当然、男も女も関係はなく「実力勝負」です。

 

出産・育児制度が充実

コンサルティングファームの出産・育児に関する制度は、一般の会社に比べて、充実している場合が多いです。

なぜでしょうか?
その前に、コンサルティングファームの現状とビジネスモデルについて確認したいと思います。現状、コンサルティングファーム(特に総合系・IT系)は、規模を拡大させおり、また、他のファームと差別化を図るため多種多様なサービスを提供しています。
また、同時にコンサルティングビジネスは資本がほとんど必要なく、人的な資本に大きく存続しているという特異性があります。つまり、所属するコンサルタントこそが商品であるということになります。

このため、コンサルティングファームは、より優れた商品(コンサルタント)を仕入れ、サービス(コンサルティングサービス)を生み出し、その見返りとしてコンサルティングフィーを獲得しようとします。

人材獲得のため、コンサルティングファームは、新卒採用や中途採用活動に手間とお金をかけ、採用します。
また、採用した人材は、その後、いろいろなプロジェクトで経験を積んで、コンサルタントとして成長します。そのコンサルタントとして成長した大切な人材が、出産や育児で辞めてしまうのは、コンサルティングファームとっては、大変なダメージです。

人材が全てと言っても過言ではないビジネスモデルで、人材を失うことは、コンサルティングファームとっては死活問題となります。

当然、女性が、出産や育児に関する制度を充実させ、少しでも人材を引き留めようとすることは、コンサルタントファームとして、極めて自然で、経済合理性のある選択です。
従って、今後も継続的に出産・育児制度が充実することが考えられます。

補足ですが、コンサルティングファームの男性は、育児休業を取得する人が多くいると思います。
内閣府の統計によると、民間企業の男性の育児休業取得率は、2.63%(平成23年)だそうです。私がコンサルティングファーム時代に、私の周りでも数人、育児休業を取得していた人間がいますので、平均に比べても高いと思います。
しかも、人によっては、数か月、1年弱などと長期でとっていました。女性に限らず、人材を確保するために、ということだと思います。また、コンサルタントは、基本的にプロジェクト単位で働くため、一般企業に比べれば、比較的周囲への影響が少ないということも影響しているのかもしれません。

 

仕事の自由度が高い

コンサルタントの働き方は、基本的にプロジェクトにアサインされて(割り当て)行うことになります。プロジェクトでは、そのプロジェクトを管理するマネージャが行うことになります。

その権限は高く、例えば、子供早く迎えに行くためにある曜日だけ16時に仕事を上がりたいという要望があれば、フレックスタイム制のないファームであっても、早退扱いをせずに普通にOKします(早上がりで不足する分は、別の曜日の残業で穴埋めする必要があります)。

勤務地についても、通常はプロジェクトルームに常駐という形が多いですが、都合に合わせて自社オフィス勤務等で調整できますし、場合によってパートタイムでの在宅勤務もマネージャに掛け合うことでOKが出たりもします。

マネージャの考え方は、「社内は男女平等」にも書いていますが、きちんと割り当てた作業や役割をこなすこと(最低限のバリューを出す)です。
これができれば、原則、作業を行う場所や時間に拘りはありません(別の場所で作業することで作業効率の低下や、他のメンバに迷惑をかける場合は別です)。

基本的には、コンサルティングファームのコンサルタントは、持ち運び可能なノートPCと携帯電話が配布されます。
ノートPCには、VPNソフトもインストールされているため、どこでも仕事ができる環境が整っており、遠隔地での作業も可能であり、自由度は格段に高くなりました。

また、巨大ファームになると優に100以上のプロジェクトが並行して動いています、時間や場所等の制約があっても、それに合った仕事(プロジェクト)を探しやすくなります。

更に、例えば2カ月間休みたいといった、まとまった休暇を取得するような場合でも、一般会社のラインでは、業務割り当ての硬直化、作業の属人化が生じ、代替要員の確保や、復帰した場合の人員のやりくり等、どうしても組織としての柔軟性が下がります。
コンサルタントの場合は、プロジェクトのため、プロジェクトからリリースされれば良いだけになります(引き継ぎは発生しますが、プロジェクトという限りあるものなので属人化しにくいです)。

 

転職しやすい

結婚や出産等のライフイベント等で、やむを得ず仕事を辞めた場合でも、コンサルティング業界は、人材の流動性が高く、一般の会社に所属している場合に比べ、転職や再就職を行いやすいです。

同業他社では、デリバリの方法論等多少の違いはありますが、スキルのポータビリティが高いです。

また、一般事業会社でも、コンサルタントの経験を高く評価してくれる会社が多くあります。
コンサルタント職は、プロジェクトを通じて、精神的なタフさが身につきますし、自分の専門分野を磨くことができます。また、プロジェクト毎に、いろいろな会社に行き、短期間でクライアントと信頼関係を築き、結果を求められます。様々な方とプロジェクトメンバとしてプロジェクトを推進しなければならないため、自然とコミュニケーションスキル高くなります。資料を作っては上位コンサルタントにダメ出しをされ、毎日終電までエクセルやパワーポイントと格闘し、少しでも分かりやすい資料作りしている中でドキュメンテーションスキルも向上します。このような、泥臭い一連のコンサルティングワークを、一般事業会社の人事さんは評価してくれます(と思いたい・・・)。

現在でも、一般事業会社(特に総合職)では、どうしても(自分の専門性が確立しにくい)ゼネラリストになりやすい土壌ですし、出世コースはゼネラリストが多いと思います。
また、身に着けたスキルが、その会社だけでしか活かせないという、スキルのポータビリティが低いという事が往々にして起きてしまします。
特に、企画書の作成方法、根回し方法、空気感など各会社で本当に独特です。

コンサルティングファームの一員として、プロジェクトにアサインされ、普通に業務をこなしていれば、専門性は身に着けられます。
意図せず、会社を辞めて転職や再就職しなければならなくなったときに、専門性がありません、アピールポイントがありません、という事には、絶対にならないと思います。

転職や再就職は、女性に限らず、誰にでも発生しうるものです。ただ、男性に比べれば、やはり女性のほうが、出産や育児、また配偶者の転勤等で、意図せずに、転職や再就職なればならない状況が多いと思います。
コンサルティング職は、他の一般企業に比べこのため、転職しやすいため、あえて女性のメリットに転職をいれました。

転職や職探しは、自分に専門性が身に付き、また選択肢が多いに越したことはないです。

 

まとめ

以上が、私が女性にコンサルタント職を進める5つの理由です。

もし興味があるようでしたら、是非、就活や転職を検討する際は、コンサルタント職、コンサルタントファームを候補して、OB、OGに聞くなり、エージェントに確認してみて下さい。

きっと同じような回答が返ってくると思います。

最後に繰り返しになりますが、コンサルティングファームのコンサルタント職は、基本的に忙しいという事を除けば、女性に向いている職場だと思います。

特に、バリバリ働きたい、やキャリアアップしたい、と思っている方にとってはうってつけの場所だと個人的には思います。

Pocket
LINEで送る

スポンサーリンク