コンサルティングファームへ転職を目指す方、または転職先の候補の1つとしてコンサルティングファームを検討されている方は、転職エージェントに登録して転職活動を進めることをお勧めします。 特に初めての転職の方コンサルティング業界の未経験の方については、求人に関する情報だけでなくコンサルティング業界の有益な情報を得られる良い機会です。

まだ転職活動に踏み出せない方も、コンサルタントという仕事が自分に向いているのか不安な方も、キャリア アドバイザー(転職コンサルタント)とのカウンセリングで見えてくることもあると思いますので、この機会に転職エージェントに登録してカウンセリングを受けてみてはどうでしょうか。

※転職エージェントを利用するメリット/デメリットなども記載したため、とても長くなっています。直ぐにお勧めの転職エージェントを知りたい方は目次を利用して「お勧めの転職エージェント」に飛んでください。

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コンサルティングファームの求人の特徴

コンサルティング業界への転職を目指すにあたり、まず初めにコンサルティングファームの特徴を説明します。求人の特徴を理解しておくことは、転職を成功させるためにはとても重要なポイントになります。

コンサルティングファームの求人は、募集の期間が比較的短く、募集人数も比較的少ない求人が回転している(募集回数が多い)印象があります。

また、コンサルティングファームの求人の特徴としては、求人のスキル要件が非常に明確になっており、要件を満たしている応募者については内定の確度が高いということが挙げられます。

これらの特徴は、何れもコンサルティングファームの仕事の仕方が、プロジェクト単位で行う、と言うことに起因しています。 コンサルティングファームは、プロジェクトを推進する上で必要な人材を社内に限らず、外部(転職市場やパートナー会社)から調達することが多くあります。 プロジェクトの現場では必要な人材のスキル要件が明確になっています。また、プロジェクトの遅延を防ぐため募集の期間は比較的短期間のものが多く、要件を満たしていれば、積極的に採用する姿勢があります。
更に特に総合系のコンサルティングファームにおいては様々種類(業種や業界)のプロジェクトが並行して進んでいるため、調達する人員(求人)も当然様々なスキルを持つ人間が必要になってきます。

このようにプロジェクトの要件に合わせて人材を転職市場から調達することがあるため、短期間・少数・回数が多いとなります。

整理すると、コンサルティングファームの求人の特徴として

  • 求人の募集の期間が短期間
  • 求人数が少数
  • 求人の回数が多い
  • スキル要件が明確
  • スキル要件を満たしていると内定の確度が高い
  • 求人の種類が豊富

が挙げられます。

転職者の事情

これに対して、転職をする側の特徴を考えてみます。まず年齢ですが、20代や30代は、現場の中心で活躍されている方が多くいます。40代では多くの場合が管理職として活躍されていると思います。

特に未経験者でコンサルティングファームを目指す方は積極性・行動力があり、現在の職場でも頼りにされており、比較的多忙な方が多いと、中途採用面接のときに印象を受けました。

このように多忙な状況では、コンサルティングファームの求人の特徴(特に募集期間が短期間、少人数、回数が多い)を鑑みると、情報収集が十分にできず、求人に乗り遅れてしまう恐れがあります。
逆に情報収集に時間をかけるあまり、本業に悪影響が出てしまう恐れもあります。

また、他業界からの転職者(特にコンサルタントの未経験者)は、コンサルティングファーム等が求人票等で提示されているスキル要件等に対して、本当に自分の経験・スキルで募集要件を満たしているのか(内定の可能性があるのか)、不安を感じる方も多いようです。

転職エージェントの利用

コンサルティングファームの求人が短期間・頻繁・スキル要件が明確という特徴と、忙しく転職活動の時間の確保が困難という転職者の事情を照らし合わせると、コンサルティングファームへの転職希望者は、転職エージェントを活用して活動を進めることをお勧めします。

まず、転職エージェントを利用することで、膨大な中途採用の求人の中から自分の希望に沿った求人の提案をしてもらえます。また、一般にはアクセスできない情報(コンサルティングファームの求人の背景や募集要件の詳細等)についても知ることができます。

加えて、採用面接の日程調整や内定後の回答期限交渉、内定の辞退、更には年収やロール等の煩雑な調整についても、転職エージェントを介することでスマートかつ効率的に行うことができます。

一般には公開されていない非公開の求人(例えば、新規事業の立ち上げでライバル社に知られずに募集したい等)も多数あります。非公開であるため、ライバルが少なく、内定の期待値が高まります。 このような非公開求人(シークレットの求人)にアクセスできるのも転職エージェントを活用する魅力の内の一つです。
このような沢山のメリットがあるにも拘らず、応募者は無料で利用できるため、転職エージェントを活用しない手はありません。

逆に利用しないという選択は、活用するライバルたちに後れを取っているといっても過言ではないと思います。 それ程、転職エージェントを活用する/しないで情報面・効率面で差がでます。

このため、私自身は転職エージェントの利用は必須だと思います。
(特に、コンサルタント業界の未経験者がコンサルティングファームを目指す場合は)

転職エージェントを活用するメリット・デメリット

【メリット】

転職エージェントを利用することのメリットは前述していますが、整理すると以下の8点だと思います。

  • 求人票の提案を受けることができる(膨大な求人の中から提案してもらえる)
  • 求人の背景を確認できる
  • 求人や制度等の不明点の問い合わせができる
  • 非公開の求人(シークレットの求人)にアクセスすることができる
  • 様々なアドバイスがもらえる(求人との適合・職務経歴書・面接)
  • 調整や交渉をしてもらえる(面接・内定の回答期限・年収/給与額)
  • 不合格の場合、フィードバックがもらえる ・推薦状、紹介状を作成してくれる

何れも転職活動を行うにあたっては大きなメリットになります。
特にコンサルティングファームの場合は、募集期間が比較的短期間に設定されることが多いため、情報収集(非公開の求人を含む求人票の提案)のメリットは、とても大きいです。

更に、その求人の背後にあるコンサルティングファームの事情も入手できることがありますので、こちらも利用するうえで大きなメリットになります。
具体的には、その求人の緊急度(プロジェクト側でどうしても確保が必要等)やコンサルティングファームの方向性(新規事業を立ち上げるためスキル保有者を募集している)等は、なかなか求人票に現れてきません。場合によっては、応募状況等のも教えてくれます(2人募集で1人内定が出ている等)。

このようないろいろな情報を、転職エージェントを介して収集することができます。これらの情報を基に職務経歴書や採用面接の対策アピール方法の作戦を練ること可能になります。

このほか、日程の調整や不合格の場合にフィードバックをもらえることも大きなメリットです。

私自身は、転職活動の際は、必ず転職エージェントを活用しています。 私にとっては、転職エージェントを使わないで転職活動を進めることは想像できない程、サービスは便利かつ必須なものです。

実際、コンサルティングファームで中途採用の面接の面接官を行っている時も一部の方以外の大多数は転職エージェント経由の応募でした。 (経由しない一部とは、ほとんどが「知り合い等の伝手がある方(含む、紹介制度)」や「出戻りの方」等です)

【デメリット】

私が考える転職エージェントを活用することのデメリットは3点あります。
しかしながら、何れも大きなデメリットにはならないと考えています。心配な方もいらっしゃると思いますので、1つずつ確認します。 デメリットは、以下の3点です。

  • キャリア アドバイザーが自分に合わない
  • ワンクッションが必要
  • 採用する企業側で費用が発生

キャリア アドバイザーが自分に合わない

転職エージェントを活用する場合は、キャリア アドバイザーを通じて転職活動のサポートを受けることになります。
このキャリア アドバイザーが自分に合わない、もしくは所謂(いわゆる)ハズレの場合は、上記に挙げた転職エージェントを活用するメリットを享受できないどころか、逆に足を引っ張ることがあるようです。

具体的には、全く希望しない求人票ばかり提案される、メールの問い合わせのレスポンスが悪い、希望業界の知識が不足しており有益なアドバイスが受けられない(カウンセリング時間・手間が無駄)等を口コミで見かけます。

 

それでは、実態はどうなのでしょうか。

私自身は、これまで数度の転職経験があります。その中では、上記な方にあったことがありません
何れの転職時も、前述の通り複数の転職エージェントを利用しながら転職活動を進めていましたが、どの転職エージェントでも比較的有意義な提案をしてもらうことができました。
口コミ等に書かれているようなハズレのキャリア アドバイザーはいませんでした。

これはキャリア アドバイザーの世界は、実力主義の現場なので、評判が悪い人は淘汰されているのだと個人的には考えています。 このため、実際はハズレのキャリア アドバイザーは、それ程(ほとんど)いないのではないかと思います。特に教育体制が整っている大手は少ないのではないでしょうか。

しかしながら、自分と合わないというのは感性の面もあり一概には言えない部分もあります。
同じキャリアアドバイザーであっても、ある人には感性が合い良い提案として受け止めてもらえるが、別の人にはハズレのキャリア アドバイザーに映ってしまうという事が起きているのかもしれません。

このため、もし自分に合わないと感じた場合は、キャリア アドバイザーの交代を申し出ると良いです。または、複数の転職エージェントに登録して併用・比較するとより有効だと思います。特に初の転職の方や、転職エージェントを利用したことがない方は、比較することができますので、併用がお勧めです。

ワンクッションが発生する

ワンクッションが発生する、と言うのは、応募や採用面接の日程調整等についてキャリアアドバイザーを介して行うため、手順としてワンクッションが発生する機会が多くなるということです。

転職エージェントを利用する場合、通常は企業に応募する前にキャリア アドバイザーと面談(カウンセリング)の場を設け、職務経歴の詳細の確認や応募企業の紹介を受ける機会があります。

このカウンセリングの場でキャリア アドバイザーは、こちらの希望する業界・職種や勤務地や年収などの条件、これまでの職務経歴や保有するスキル等の転職に必要となる詳細の確認を行います。

転職エージェントにエントリ時点で基本的な情報は登録しますが、やはり顔を合わせて直接話す場合は雰囲気、表情、仕草・立ち振る舞い等情報量が圧倒的に増えます。これらを基に転職先のリストアップ・提案をしてくれます。

転職エージェントの立場で考えると、 「転職と言う一大イベントに顔も合わせずに的外れな提案をすることのないように、一度Face To Faceでしっかりと詳細の話をしてから転職先の提案をしたい」と言ったところでしょうか。

このため、基本的な流れとしては、 転職エージェントにWebでエントリ

転職エージェントに訪問、キャリア アドバイザーと面談(カウンセリング)、求人票の紹介(提案)、アドバイス

希望企業へ応募(転職エージェント経由)

となります。 このように、転職エージェントをワンクッション挟むことになります。

採用面談の日程調整等についても、同様に転職エージェントを介して行うことになります。
従って転職のスピード感と言う意味では若干のタイムラグが発生します。

ただし、ワンクッションがあることで、冷静に考えることができる場合があります。また、日程調整を考えると、転職エージェントを介したがほうが、効率的かつ早く進むことがあります。 具体的には、日程調整に時間がかかるような場合でもキャリア アドバイザーから日程調整中の会社に催促してもらえることができますし、複数社との面接日程の調整も、こちらの調整可能な日程を伝えることで調整してもらえることもあります。

このため、私自身は、このワンクッションは、一概にデメリットではないと思います。

採用する企業側で費用が発生

応募者側は転職エージェントサービスを無料で利用できます。これは、採用する企業側が転職エージェントからの紹介者を採用した時には、採用後一定の期間後に転職エージェントに成功報酬の形で支払いを行うためです。

このため、採用者が1人の場合で全く同じ条件・経験等の求職者の応募があった場合は、転職エージェントを通さない(費用を抑える)という選択があるのかもしれません。しかし、そもそも全く同じ条件・経験等の全く同じ条件の求職者は存在しません。

また、転職エージェントを利用して利用しない応募者と天秤に掛けられることを恐れるよりも、転職エージェントを活用してコンサルティングファームからの求人の背景や要件のアドバイスを受けて、より自分自身をアピールした方が、内定獲得の確度は格段に上がると思います。

これは、コンサルタントの付加価値によってサービスの品質が決まるコンサルティングビジネスにおいて、優秀な人材の確保はファームの存続に関わる最重要課題だからです。

採用の目的は優秀な人材の採用であり、妥協はありません。 そこで費用を節約して優秀な人材が確保できないのでは、本末転倒です。特にコンサルティングファームは利用料を払っても少しでも優秀な人材の確保を貪欲に行う傾向があると思います。したがって費用云々を考えるよりも、コンサルティングファームへアピールすることが大切です。

通常、転職エージェントに支払う費用は、採用活動に伴う費用であり計画した予算内で行います。このため断言はできませんが、エージェントを経由したことが大きなマイナスになることは、ほとんどないのではと思います。

私自身がコンサルティングファームで中途採用の面接官をしていた時は、伝手があるような特殊な事情の方以外は、応募者の大多数が何かしらの転職エージェント経由でした。

転職エージェントの選び方

転職エージェントの併用

転職エージェントを活用する上で、一番大切なポイントとなるのはキャリア アドバイザーです。
転職エージェントのデメリットの部分でも書いていますが、もしもキャリア アドバイザーが自分に合わなければ、豊富な求人も非公開の求人があっても宝の持ち腐れになります。また、日程調整等についてもレスポンスが悪ければ、ストレスとなるだけでなく機会損失につながります。

ただし、キャリア アドバイザーは、実際にカウンセリングを受けて会話しないと相性は分かりませんし、求人の提案や転職活動のフォローを受けなければ、その能力についても何とも言えない部分があります。

このため、Webでのエントリ後のカウンセリングは多少面倒な部分はありますが、しっかりと自分の目で見て会話して、キャリアアドバイザーの実力・相性を判断する必要があります。

可能であれば複数の転職エージェントに登録・併用することで、提案される求人やキャリアアドバイザーを比較することができますので、2,3社の転職エージェントに登録・併用することをお勧めします。

まずは、大手の転職エージェントに登録することをお勧めします。大手は、求人票の数や非公開の求人案件も多数持っているため、情報面については不足することはまずありません。 更に、大手の看板があるため、コンサルティングファーム等の採用側企業とのパイプも太く、求人の背景やそのファームの状況、場合によってはプロジェクトの状況に至るまで細かい情報を仕入れることができると思います。

また、使用するシステム等もしっかりとしていますので、安心して利用できます。更に企業側からのスカウトや面接確定の案件の紹介なども多く提供してくれます。

先ほど、「2,3社の転職エージェントに登録、併用することをお勧めします。」と書きましたが、転職エージェントを併用する場合は、少なくとも1社は、業界等に特化した転職エージェントを利用するをお勧めします。
特化型の転職エージェントに登録することで、その業界を専門とするキャリア アドバイザーから、より濃い情報や大手の転職エージェントとはひと味違ったサービスを期待や別の切り口からの提案を期待することもできます。

転職未経験者や、情報集をしたい方などは、まずは大手に登録。転職活動を本格的にする方で時間的に余裕がある方や既に大手のエージェントを利用したことがある方は、特化型の併用がお勧めです。

ただし、登録する転職エージェントの数が多すぎると時間と手間がかかってしまいますので、併用は大手も含めて多くても3社というのが現実的なところだと思います。

お勧めの転職エージェント

私がお勧めする転職エージェントです。各エージェントともに一長一短がありますので、気を付けるべき点も含めて書きたいと思います。

大手の転職エージェント

大手の転職エージェントですが、以下の2社に登録しておけば中途採用の求人の大部分はカバーできると思います。特に初めての転職の方、転職エージェントを利用したことがないという方、コンサルティン業業界を含み他の業界までとりあえず情報を収集したいという方、コンサルティング業界の未経験の方などは、まずは情報が豊富な大手をお勧めします。

私自身もお世話になっており、転職活動を通じてお世話になったキャリア アドバイザーの方は、いずれも業界知識がありいろいろな情報を提供してくれ、また有益なアドバイスもいただきました。

一部の口コミでは、大手の転職エージェントの場合は様々な業界の求人を取り扱っているため、キャリア アドバイザーの知識も広く浅くなる傾向がるということをみたことがあります。 しかしながら、私自身が大手の転職エージェントに登録して、複数のキャリア アドバイザーの方とカウンセリングを行った結果ですが、どの方もコンサルティング業界に詳しい方ばかりでした。中には自分が所属している総合系のコンサルティングファームの出身という方もいたくらいです。

コンサルティングファームへの転職希望者は多く、また求人案件も豊富です。加えて、コンサルタントの平均年収や月収は高く、転職エージェントとしては成功報酬も期待できます(簡単にいうとコンサルティング業界はお得意様なのかと)。

このため、大手をはじめとする各転職エージェントは、コンサルティングファームへの希望者の対応を注力しているのだと思います。 従って、コンサルティング業界を専任または得意とするキャリア アドバイザーが多数在籍し、質の高いサービスが期待できます。

Type(キャリアデザインセンター)

首都圏在住の方でコンサルティングファームへの転職を明確にして活動する場合はお勧めです。数年前までTypeという紙媒体の求人雑誌を発行していました。求人案内とともにコンサルティング業界の動向等をいろいろな切り口で掲載されおり、知る人ぞ知る雑誌でした。当時よりコンサルティング業界に注力しており、その分コンサルティング業界に精通したキャリアアドバイザーを多数要しています

また、非公開求人が多数(約80%)あり、他では出会うことのできない求人の紹介があるかもしれません。加えて転職による年収アップ者が多いようです。転職時の年収交渉も力を入れています。

残念なのは首都圏を中心としているため、首都圏以外は別の転職エージェントに申し込む必要があります。

リクルートエージェント(リクルートキャリア)

地方で上記のお勧めのTypeが利用できない方、コンサルティングファームに限定しないで幅広い業種業界を含めて転職活動を進めたい方、本格的な活動を始めるか決めていいないが転職情報がほしい方などは、リクルートエージェントをお勧めします。
また近年は、グローバルな転職案件のサポートにも力を入れており、英語を活かした仕事をしたい方、TOIECのハイスコアの方には特にお勧めのエージェントです。
求人数、転職支援実績で圧倒的な強みがあります。このため、コンサルティングファームはもちろんですが、800万円を超えるようなハイクラスの求人、全国各地の求人、未経験歓迎の求人等豊富です。経験豊かなキャリアアドバイザーが面談を通じて、これらの求人の中から希望に沿った求人を提案してくれます。

DODA

インテリジェンスが運営する転職サービスがDODAです。DODA以外にもパートやアルバイト向けの求人情報のanを展開するなど、転職支援求人等の業界の大手です。電車の中刷りやTVCM等で目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。業界大手のため、全国でサービスを提供しており、また求人の種類・質ともに豊富で上記の最王手のリクルートエージェントと比較しても遜色ありません。私の経験でDODAとリクルートエージェントで同時期に面談をしたところ同じような求人を提案してもらいました。
また、長期サポートにも力を入れている印象があります。これも私の経験ですが、自分のキャリアや希望に沿った求人(非公開の求人(シークレット求人)を含む)を一番頻繁に連絡してくれるのがDODAです。
長期的に付き合うエージェントとして登録することもお勧めですし、最王手のリクルートキャリアと同時に登録・面談をしてみて比較してみるのも有効的な活用方法で効果的です。

転職はDODA

特化型の転職エージェント

特化型は、その名の通り特定の業界等に特化しています。このため、対象の業界の案件は豊富にあるだけでなく、キャリア アドバイザーその業界に精通しており、より質の高いサービスを期待することができます。

ただし、総合系やIT系のコンサルティングファームの求人に限れば、ファーム数も限られているため大手や特化型で紹介される求人に大きく差が出ることは少ないと思います。このため、大手と各特化系のエージェントを併用すると重複した求人があると思います。それでも特化系を活用(併用)する利点は、キャリアアドバイザーを比較できることや、(特に)コンサルティングファーム以外で求人を探す場合には、特化型のほうがより濃い情報を獲得できることを期待できるからです。

例えばIT系の技術者の方で、コンサルティングファームと並行してこれまでの経験を活かしてSIerも探したい、といった場合は、IT系を得意とする転職エージェントに登録することで、コンサルティングファームと並行して求人を紹介してもらえます。「得意な言語はC#とJavaScriptです。」と言ってもIT業界に精通していないキャリア アドバイザーならば「??」となってしまう場合もあるかもしれませんが、ITに特化した転職エージェントであれば、どのキャリアアドバイザーであっても、そんなことにはなりません。ITに精通した知識に基づいて適切なアドバイス、求人の紹介を期待できます。
※ならば、「大手+特化型」の併用ではなく特化のみで良いという指摘もあるかと思いますが、求人のストックが違い求人のバリエーション・多様性ではやはり大手に軍配が上がります。
幅の広さ=大手、業界の深さ=特化型 、であるため「大手+特化型」のほうがお勧めです。

SIer(SE)の方にお勧め

レバテックキャリア (レバレジーズ)

レバテックキャリアはIT・Webの業界や技術に精通した専任のスタッフがキャリアの相談から企業の提案、条件面の交渉等のトータルなサポートを提供してくれます。誰もが知る超大手の会社からIT系に特化型ならではの新興企業、ベンチャー企業、さらにはスタートアップ直後の会社まで、職種では、IT系を中心にコンサルタント、社内SE、プログラマ、デザイナー、IT企画、CIOまでITを中心に幅広い求人を取り扱っており、希望に沿った提案をしてもらえます。
また、「はじめての転職」を考える方の個別相談会 等、悩みや相談内容のテーマ毎に個別相談会を設けており、転職に不安がある場合も安心してサポートする体制が整っています。ITコンサルタントと並行してWEB系や社内SEを探したい方にお勧めです。

ギークリー(Geekly)

ITやWeb系などを専門とした支援サービスを展開してします。独占の求人案件も扱っているようで、IT業界については大手に比べても劣らないサービス力があります。特化型だけに少数のエージェントがIT業界に対する専門的な知識に基づいて求人の提案・相談に乗ってくれます。大手のコンサルティングファームだけでなくIT業界でプラスアルファの求人提案を受けたい場合にお勧めです。
また、レジュメのサンプルも充実しており、一見の価値ありです。テンプレートのダウンロードも可能です(私も参考にさせていただきました)。

会計領域・公認会計士、税理士の方にお勧め

ジャスネットキャリア

ジャスネットキャリアは、コンサルティングファームだけでなく、監査法人や税理士法人、グローバル企業を始めとする一般事業会社等の企業経理、財務、企画部門の求人が充実しています。コンサルティングファームだけでなく、IPOやM&A等の非公開の求人に巡り合えるかもしれません。

総合系のコンサルティングファームは、外資の監査法人などが起源となっていることが多くあります。このため、総合系のコンサルティングファームは、どこも会計領域に力を入れています。また、会社にとって会計は必須であり、決してなくなることのない領域です。制度の改正、グローバル化等でコンスタントにプロジェクトも見込めるため、各コンサルティングファームともに会計領域の業務経験者の採用は、積極的に行っています。
会計士・税理士だけでなく、会計を得意とする方はジャスネットキャリアを利用することで、会計領域のコンサルタント求人だけでなく、会計のスペシャリストとして、様々な求人を提案してもらえると思います。 

ハイクラスを希望する方にお勧め

ビズリーチ

ビズリーチは、日本最大級のハイクラス・管理職向け転職サイトです。厳密には転職エージェントではないのかもしれませんが、ハイクラス・エグゼクティブの転職を目指す方にお勧めです。

厳選された国内外の優良企業や一流ヘッドハンターからスカウトが届く、エグゼクティブ向けの転職サービスです。
まずは使ってみたい方、転職を検討中の方は、まずスタンダードプラン(無料)をお勧めします。

求人紹介にはしては珍しく、有料サービスも展開しています(プレミアムプラン)。スカウトを受け取ることはもちろん、秘匿性の高い求人に応募することも可能です。本気で転職活動を進めたい方は、活用の価値ありです。希望する業種や経験年数等の希望する条件からヘッドハンターを検索しヘッドハンターに相談する等、他のエージェントとは異なるサービスも提供しています。

最後に

繰り返しになりますが、転職エージェントを利用することで一番大切なの事は、キャリアアドバイザーの知識・相性等がとても大切になります。もしも、自分と合わない、イマイチと思った場合は、遠慮せずに交代を申し出るか別の転職エージェントを利用するようにしましょう。転職は、キャリアだけでなく人生にとってもターニングポイントになるような大きな出来事です。遠慮や妥協は後悔につながります

今回紹介している転職エージェントは自信をもってお勧めができるところばかりです。そんなエージェントの中で皆さまが自分の満足することのできるパートナーに出会え、転職が成功、もしくはご自身が納得する形で終了することができることを願っています。

 

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