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中途採用で評価される経験

中途採用の現場では、これまでにどのような仕事をしてきたか(職務経歴)が評価されます。

コンサルティングファームも、もちろん例外ではなくコンサルタントを募集する場合は、職務経歴が重視されます。

では、具体的にはどのような経験が、コンサルタントの中途採用の現場においては好まれる(評価される)のでしょうか。

これは、一概にこの経験、という事は決めつけられません。
コンサルティングファーム自体が規模を拡大しており、様々なサービスを提供していること、また、 コンサルティングファームの求人の背景にも書いていますが、求人のもととなるプロジェクトによっても変わってくるからです。

ただし、どこのコンサルティングファーム、どの求人においても、一般的に評価されるであろう経験があります。

実際にコンサルティングファームの面接官として、確認していた点、また多くの転職エージェント経由で多くの求人票を見ていた中では、以下の3点は、コンサルタントへ中途採用では、どれも評価されるとと思います。

  • プロジェクトマネジメント経験(チームリード経験)
  • 特定の業務/業界での深い経験
  • 英語を含むコミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、経験ではないだろう、と言う突っ込みがあるかも知れません。

どうしても、入れて説明したくなってしまったので、入れてしまいました。
評価される経験および能力と言うことで、ご勘弁ください。

 

プロジェクトマネジメント経験(チームリード経験)

コンサルタントの仕事にも書いていますが、通常、コンサルタントの仕事は、プロジェクト単位で行います。
このため、プログラミング言語やシステム環境に関わらず、システム導入のプロジェクトをマネジメントした、という経験は評価されることが多いと思います。
また、システムに関係のない会計や人事等の業務改善等のプロジェクトであっても同様で、プロジェクトのマネジメント経験として評価されると思います。

実際のプロジェクトの現場では、進捗管理、品質管理、収支管理のバランスをとり的確にプロジェクトのコントロールして、推進することができるマネージャは、常に不足している傾向にあります。
プロジェクトマネジメント経験が豊富な方は、とても評価が高くなると思います。

また、この評価の対象となるプロジェクトのマネジメントの対象は、コンサルティングファームの様に、サービスを提供する側としてのプロジェクトマネジメント経験だけではありません。
自社でのプロジェクトマネジメント経験も評価されます。このため、コンサルティング業界の未経験者、IT業界の未経験者であっても、プロジェクトを管理したという切り口で、アピールすることができれば良いと思います。

尚、年齢的には、30歳未満であれば、3名~5名程度でもチームリード(チームリーダ)の経験があれば評価の対象となりえるかもしれません。
30歳以上であれば、できれば小規模であってもプロジェクトのマネジメントの経験があれば良いと思います。

 

 

特定の業務/業界での深い経験

コンサルタントサービスを提供する以上、クライアントに対しては、何かしらの付加価値を提供することが必要になります。
あなたにとってその付加価値を提供することのできる領域/業務は、何になるのでしょうか、という話です。

それは、人事業務、会計等の業務であるかもしれませんし、金融業界や保険業界の知識かもしれません。
コンサルティングファームのサービスラインアップは、このように業界(金融・保険等)と業務(人事・会計等)のマトリクスで考えることが多いため、自分がどこに当てはまるのか、また、その中でも自分は特に何をアピールすることができるのかを考える必要があります。

一般企業では、ジョブ・ローテーションをさせて、その企業特有の業務や事情に詳しいゼネラリスト(その会社固有のスペシャリスト)が評価される傾向があります。

これに対して、コンサルタントとして様々なクライアントへバリューを提供するには、転職前の個社固有の知識は不要です。
個社の知識は、その個社でのみ役に立つものであって、個社の知識がクライアントの環境で役に立つことはあまりありません。
必要となるのは他の会社でも価値を共有することのできる、会計の知見、人事の知見、ERPの知見等、共通的な経験・知見であります。

このため、コンサルタントの中途採用では、ゼネラリストよりも、スペシャリストが評価される傾向があります。

尚、1社だけでプロジェクトがいくつも立ち上がり、しかも何年も続くような非常に大きな規模の会社であれば、その会社固有の知識や人脈を活かすことができますので、求人の種類にもよりますが、評価されることもあると思います。

 

 英語を含むコミュニケーション能力

(経験ではないのですが、大きなポイントだと思いますので書きます)

前述の通り、コンサルサルティングファームの仕事はプロジェクト単位で進めることが多くあります。
プロジェクトは、細分化されたチーム単位で進めることになりますので、周囲とのコミュニケーションは必須になります。

コンサルタントは、個人主義で自分の思うままに仕事をしているようなイメージを持つ方が、たまにいらっしゃいますが、実際は全く逆です。
チーム内でコミュニケーションをとりながら業務を進めるため、チームワークがとても大切になります。
また、チーム外でも、プロジェクトでの利害を調整して、いろいろな考えを取りまとめて、プロジェクトを推進するためには、高いコミュニケーション力が必要なります。

コミュニケーション力とは、プレゼンなどで饒舌で滑舌よく話すという事ではなく(もちろんプレゼンも上手いにこしたことはないですが)、会話で立て板に水の如く話すことではありません。

一番大切なのは、相手のことを尊重して話をよく聞くことであると思います。敬聴とも言います。
しっかりと相手の話を聞いて、同意するなり、反論があるなら相手の立場に立って反論することです。

私は、コンサルティングで一番大切なことと言えばコミュニケーションであると思いますし、それを支える能力が高いという事は、当然採用の現場でも評価されることだと思います。

また、英語力ですが、そもそも総合系のコンサルティングファームは外資系が多く、英語力を求められる(あれば喜ばれる)ことが多いです。
転職エージェントとしては、「英語アレルギーがなければ大丈夫ですよ」と言ってくれますが、英語力があるに越したことはないです。

また、コンサルタントと英語にも書いていますが、マネージャにプロモーション(昇格)するためには英語の基準を設けている子サルティングファームが複数ありますし、
そういった基準からも、英語力が評価されることは間違いないです。

ただし必須ではありません(プロジェクト要件で必須になったりしますが)ので、英語が苦手という方も安心していただければ大丈夫です。

転職エージェントの言う通り、「英語アレルギーがなければ大丈夫」です。

 

 

まとめ

以上の3点が、コンサルティングファームに転職するにあたり、コンサルティング業界の未経験者も含めて、一般的に評価が高い項目です。

何れも、これまでの社会人の生活を通じて経験をしているか、近い経験はあると思います。
後は、どのように関連付けをして、職務経歴書や面接の場でアピールできるかだと思います。

特にプロジェクトやチームのマネジメントは、ただ単にその役割をこなしたとっても面接官に響くことは少ないと思います。

どのような点を苦労したか、それに対する工夫はどのような事をしたか、それによってどう改善したが、等より具体的なことをアピールするなり、回答できるように準備しておく必要があります。

コミュニケーションも同様で、ただぼんやりと、コミュニケーション能力をアピールすると、逆効果になりかねず、コミュニケーション能力を疑われる可能性があります。

掘り下げて質問をされても具体的に回答できるように、準備しておく必要があります。
プロジェクトやチーム内で、どのような課題があり、自分はどのように考え、アクションを取ったのか、それによりどのような効果があったのか等、自分と周囲とのかかわり方(コミュニケーションの取り方)を、成果ベース(定量的には難しいかもしれませんが、なるべく結果は定量的にまで落とし込むようにしておきます)で会話できるようになっていると良いと思います。

このほかには、経験とは異なりますが、ドキュメントスキルや論理的な思考等も確認したいところです。

まず、論理的な思考の部分については、面接の場で、掘り下げの質問をしたときに矛盾なく、回答できるか、また、論理的に説明できているかを確認するように心がけていました。コミュニケーション能力と重なる部分があります。

ドキュメントスキルは、職務経歴書等で確認することもできなくもないのでしょうが、ネットにフォーマットがあふれていますし、どれも似たり寄ったりな感じでしたので、あまり評価はしていませんでした。

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